パソコンとACサーボシステムを専用のUSBケーブルで接続します。
設定ソフト：KSD-Softを起動し、USB経由でACサーボドライバを接続します。

パラメータの読み出し

パラメータエディタを起動し、アイコンから「パラメータ読取り」をクリックし、サーボドライバのパラメータを読み出します。

モード設定

モード設定を起動し、制御モードを「[0x01]PR：位置制御モード」に設定します。
設定を有効にするため、サーボシステムの電源をOff→Onしてください。
※サーボシステムの電源をOff→Onすると、KSD-Softは一度オフラインになるので、再接続してください。

定寸送り動作設定

サーボドライバには99通りのプログラムが指定でき、DIに割り当てた「位置決めデータ内部データ選択Bit x」をOn/OffすることによりPLCから実行するプログラムが指定できます。
今回の事例では、プログラム#1(PR #1)に定寸送り動作を登録します。
PRモード設定を起動し、PR #1を選択します。
目標速度や定寸移動距離を設定し、サーボドライバに書き込みます。

※今回の事例では目標速度1,000rpm、移動距離は10回転としました。
（電子ギヤの分母が100,000なので移動指令を1,000,000PUUとするとモータは10回転します）

外部トリガ割り付け

「デジタル入出力／ジョグ制御」をクリックします。
外部トリガーで制御したいので、DIに「位置決め内部指令実行」と「位置決め内部データ選択Bit0」を割り当てます。
※今回の事例では、プログラム 1 だけ動かしたいので、Bit0 をＢ接点で登録します。

※「DI/O機能項目を編集」にチェックを入れ、対象の信号を変更して「OK」をクリックすると変更出来ます。
　変更が終わったら、「DI/O機能項目を編集」にチェックを外します。

動かしてみる

サーボ ON して、DI2 が On すると定寸送りします。
DI2 を一度　Off して、再度 On すると再度定寸送りします。

通信で動かすには

サーボ ON して、P5.007 に 1 を書き込むと、定寸送りします。
定寸送りが完了すると、P5.007 は 20001 になります。
もう一度 P5.007 に 1 を書き込むと、再度定寸送りします。

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