製品に関するよくあるご質問
KCX-B□W(M) を KCX-□W(M) に置き換え
質問
KCX-B□W(KCX-B□WM)を継続的に使用していますが、販売終了と聞きました。
使い方によっては KCX-□W(M) が代替機種として使用可能とのことですが、具体的に教えてください。
回答
次の条件で使用されている場合は、KCX-□W(KCX-□WM)に置き換えることも出来ます。
・入力論理：正論理(SW4 B側)
・出力動作切替え：モード０または２(SW5)
・一方向にしかカウントしない場合（加算しかしない、減算しかしない）
置き換え
形番対比表
| KCX-Bシリーズ | KCX-Wシリーズ |
|---|---|
| KCX-B4W | KCX-4W |
| KCX-B4WM | KCX-4WM |
| KCX-B6W | KCX-6W |
| KCX-B6WM | KCX-6WM |
入力にエンコーダを使用していた場合
エンコーダの信号は、A相／B相どちらかだけを、カウンタの計数入力に接続してください。
減算モードで使用していた場合
例えば、
第一設定値：100、第二設定値：500 で使用していた場合、
カウンタの動作は 500 からスタートし、計数値が 100 になると OUT1 が On
計数値が 0 になると OUT2 が On
します。
しかし、KCX-□W(M)では、このように減算することができません。
よって
第一設定値：400、第二設定値：500 とし
カウンタの動作は 0 からスタートし、計数値が 400 になると OUT1 が On
計数値が 500 になると OUT2 が On
という使い方に変更してください。
第一設定値：100、第二設定値：500 で使用していた場合、
カウンタの動作は 500 からスタートし、計数値が 100 になると OUT1 が On
計数値が 0 になると OUT2 が On
します。
しかし、KCX-□W(M)では、このように減算することができません。
よって
第一設定値：400、第二設定値：500 とし
カウンタの動作は 0 からスタートし、計数値が 400 になると OUT1 が On
計数値が 500 になると OUT2 が On
という使い方に変更してください。
出力動作切り替え
KCX-B□W(M) をモード０で使用していた場合は、KCX-□W(M) をＢ形動作(SW1 B側)に設定してください。
KCX-B□W(M) をモード２で使用していた場合は、KCX-□W(M) をＡ形動作(SW1 A側)に設定してください。
KCX-B□W(M) をモード２で使用していた場合は、KCX-□W(M) をＡ形動作(SW1 A側)に設定してください。
